インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役関本彰大)は、7月より日本アルプス、八ヶ岳をはじめとする人気山岳地の登山道情報や山小屋周辺情報、開花状況や積雪状況、さらに注意喚起の箇所などの最新情報を写真とともにお届けする週刊電子雑誌「週刊ヤマケイ」を創刊いたします。
■昨年1年間で1830件2204人の遭難事故、うち275人が死亡または行方不明
昨今の山ブームを反映して、毎週末には多くの登山者が人気山岳に集まり、登山をそれぞれの形で楽しんでいます。しかし、登山者が増えるにつけ、遭難事故も多発してきています。昨年1年間で1830件の事故があり、2204人が遭難、275人が死亡または行方不明となっています(※)。
事故を生む要因には、装備、体力、経験、知識、準備不足など様々なものがありますが、現地の最新情報を的確に把握することで未然に防げたであろう事故も散見されます。現在、登山者が、登山を予定している山岳の最新情報を得る方法は少なく、場合によってはほとんど不可能な地域もあり、実際に現地に行ってみて初めて分かるということも少なくありません。
このような現状を踏まえ、山と溪谷社では、登山の安全を考え最新情報を毎週無料で配信する電子雑誌を創刊いたします。
もちろん、安全面だけではなく、高山植物の開花状況など季節毎の「登山の楽しさ」を伝えることを通じて、ひとりでも多くの方に登山を安全に楽しんでいただくためのお役に立てることをめざしております。
(※)警察庁2012年6月21日発表 昨年の山岳遭難数は過去2番目の多さ(一昨年が最多)、1830件2204人、275人が死亡または行方不明、819人が重軽傷。
■「週刊ヤマケイ」は毎週無料で、登山道・山小屋周辺情報、残雪・積雪状況、
開花情報、注意喚起情報などの最新情報と写真をお手元に届けます。
○人気山岳の登山道情報(今週の山情報10座~20座)
登山道状況と写真、積雪、残雪状況
○人気山小屋の周辺情報(毎週5~10座の山小屋情報)
周辺情報、積雪、残雪、気候
○季節の花の開花状況
○山岳地域の注意喚起情報
全国から寄せられた登山道注意情報
■ 「週刊ヤマケイ」はEPUBフォーマット(※) の電子雑誌です
「週刊ヤマケイ」はEPUBフォーマットで配信いたします。EPUBリーダー(無料)をインストールした、スマートフォン、パソコン、タブレット端末でご覧いただけます。またEPUBリーダーがない環境でもテキスト形式のメール・マガジンとしてもお読みいただけます。
(※)EPUBフォーマットとは電子書籍用のファイル規格で、米国の電子書籍の標準化団体の IDPFが普及促進。そのオープン性とインターネットの標準技術を利用していることから、対応する電子書籍のハードウェアやアプリケーションソフトウェアは多く、アップルのiPad用の閲覧ソフトiBooks、ソニーの電子書籍リーダー、グーグルの書籍全文検索サービスGoogle Booksなどで採用され、英語圏では標準規格となっています。
■「週刊ヤマケイ」配信について
配信端末: スマートフォン、PC、タブレット端末向け
使用フォーマット: EPUB (閲覧端末を選ばないリフロー型ビューアー)
創刊準備号: 7月19日配信予定。以降8月2日、8月16日、9月6日に配信予定
※なお、9月20日からは週刊化し毎週木曜日に配信を予定しております。
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■山と溪谷社について http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。
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株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「医療」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。2012年4月1日に創設20周年を迎えました。
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