インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:関本彰大)と、同社が2010年に設立した日本山岳遺産基金では、2016年度の「日本山岳遺産」候補地を募集いたします。

 日本山岳遺産基金では、豊かな自然や文化を有する山岳エリアを、「日本山岳遺産」として認定し、その地域で山岳環境保全や登山道整備などの活動を行う団体に助成金の拠出および広報による支援を行っています。

 これまで6年間で、全国18の山岳エリアを「日本山岳遺産」として認定し、その地域で活動をする団体に助成を行ってきました。日本山岳遺産および助成団体の認定については、提出された申請書類をもとにして、アドバイザリーボードの意見を参考に、当基金事務局が決定します。

 今年度も当基金の目的に則した活動を行っている組織・団体からの申請を、8月31日まで受け付けています。詳しくは日本山岳遺産基金のウェブサイトをご覧ください。


2015年度の日本山岳遺産認定地の活動
(左・三嶺の森をまもるみんなの会 右・南木曽山士会)

■日本山岳遺産 申請概要
支援対象となる団体:
・特定の山もしくは山岳エリアにおいて、山岳環境保全や登山道整備などの活動を3年以上行っている団体。
・支援対象事業の実施状況および予算・決算などの財政状況について、当基金の求めに応じ適正な報告ができる団体。
・法人格を有する団体。または、これと同程度に社会的な信頼を得ている任意団体。
助成金額:総額200万円(予定)
助成対象となる活動費の用途:
・2017年度の活動に使用するもの。
・資材・物品の購入など。またはこれらの修繕などの経費。
・専門家への謝金等。
・旅費・交通費、宿泊費、食費、通信連絡費、現地事務所の光熱費等の経費。
・資料の翻訳、印刷、出版等に係る経費。
助成金の送金: 2017年3月末日までにご指定の振込口座に振り込みます。
申請方法: 日本山岳遺産基金のウェブサイトから申請用紙(ワード形式)をダウンロードし、必要事項を記入のうえ、日本山岳遺産基金 事務局までご送付ください。
申請期間: 2016年6月1日~ 8月31日まで
審査期間: 2016年9月1日~9月30日
発表: 2016年10月上旬(予定)

■日本山岳遺産基金とは
 登山と自然の専門メディア社である山と溪谷社が、日本の山岳自然環境の保全、次世代の登山者の育成、安全な登山の啓発を目的に、2010年に設立した任意団体。
 山岳地でのゴミ拾い、マナーアップの呼びかけ活動や、青少年登山への支援を行うとともに、日本山岳遺産を認定・発表し、上記の目的に沿った活動団体に助成を行っている。
http://sangakuisan.yamakei.co.jp/

【山と溪谷社】 http://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。さらに、自然、環境、エコロジー、ライフスタイルの分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

以上

【本リリースについてのお問い合わせ先】
日本山岳遺産基金事務局 (株式会社山と溪谷社 内)担当:永田・中山・井澤
〒105-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900(代) メール: [email protected]