インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)は、4月25日に『動物行動学者、モモンガに怒られる』(小林朋道)を発刊しました。
目をあけて眠るアカネズミ、公衆トイレをつくるタヌキ、孤島に1頭で生きるシカ、ハエに血を吸われるコウモリ。
野生動物を好きすぎる著者の奮闘動物エッセイ!
動物行動学者である著者は、稀代の野生動物好きと言っても過言ではありません。学生時代から自宅でアカネズミの生態を観察し始め、羽根の折れたドバトや負傷したタヌキを見過ごせず保護し、アカハライモリの生息環境を守るために深夜の草刈りで職務質問を受け、そしてニホンモモンガの調査中に母モモンガに睨まれる――。
9種の野生動物を取り上げながら、彼らのユニークな生態、彼らと濃く触れ合う日常、共存のあり方までを語り尽くした一冊です。
人気イラストレーター・帆さんのイラストとあわせて、フィールドワーク中の貴重な写真もたっぷり掲載!
「どんな動物でも(植物でも)そうだが、彼らの習性を知れば知るほど、懸命に生きているんだなー、という思いが湧いてくる。それもまた、懸命に生きるヒトという動物の習性なのだ。」(本文より)
●著者略歴
小林朋道(こばやし・ともみち)
1958 年、岡山県生まれ。公立鳥取環境大学副学長。岡山大学理学部生物学科卒業後、京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001 年に鳥取環境大学環境情報学部環境政策学科(現:公立鳥取環境大学環境学部)助教授、2005 年に教授に就任。環境学部長を経て2022 年より現職。専門は、動物行動学、進化心理学。著書に『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!〔鳥取環境大学〕の森の人間動物行動学』をはじめとする先生シリーズ(築地書館)など多数。研究、およびプライベートでさまざまな動物と交流を深め、数々の知られざる生態を発見してきた。ヒトと自然の精神的なつながりや、動物行動学を活かした野生生物の生息地の保全にも取り組んでいる。
●書誌データ
書名:身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる
著者:小林朋道
発売日:2022年4月25日
定価:1,925円(本体1,750円+税10%)
304ページ/46判・並製
https://www.yamakei.co.jp/products/2821063140.html
【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。
【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
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【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:綿
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
TEL03-6744-1900 E-mail: [email protected]
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