インプレスグループで山岳・自然分野のメディア事業を手がける株式会社山と溪谷社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:二宮宏文)は、樋口明雄(ひぐち・あきお)氏の最新単行本、『屋久島トワイライト』を2022年8月13日に刊行いたしました。

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屋久島は神々の島だ。人に見える表の姿と、見えぬ裏の姿がある。

 「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズなどの山岳小説を数多く手掛け、「超」怖い話シリーズなどの実話怪談も執筆してきた作家・樋口氏が、本作では、世界自然遺産・屋久島を舞台にした伝奇ホラー小説に挑みました。
 登山を趣味とする樋口氏は、日本第二の高峰・南アルプス北岳に何度も登った経験から「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズなどを執筆してきました。今回は、山岳雑誌『山と溪谷』の取材で訪れた鹿児島県の屋久島最高峰・宮之浦岳をモチーフにしており、登山の様子はディテールまでがリアルに描かれます。そこに伝奇ホラーの要素が加わることで、現実と虚構が交錯し、屋久島の異界へと読者をいざないます。
 本作は『還らざる聖域』(角川春樹事務所)に続く、「屋久島山岳ガイド狩野哲也シリーズ」の第二作となります。登場人物の重なりはありますが、前作は本格冒険小説、本作は伝奇ホラーとジャンルをまたぎ、どちらを先に読んでも楽しむことができます。
 カバー装画は、「十二国記」シリーズなどで著名な山田章博氏。伝説の妖怪・山姫を中心に、異界の屋久島を鮮やかに描いています。

 

◆あらすじ
 オカルト雑誌<オーパーツ>の編集者である野々村舞は、伝説や実話怪談を集めて記事にするため、屋久島を訪れた。ツアーガイドの狩野哲也とともに、“河童博士”や口寄せを行う巫女に会った後、屋久島最高峰の宮之浦岳縦走へと向かう舞。彼女はそこで、不思議な世界に迷い込んでしまう――。

◆著者紹介
樋口明雄(ひぐち・あきお)
1960年、山口県生まれ。山梨県北杜市在住。山梨県自然監視員。2008年に刊行した『約束の地』(光文社)で、第27回日本冒険小説協会大賞および第12回大藪春彦賞を受賞。13年には『ミッドナイト・ラン!』(講談社)で、第2回エキナカ書店大賞を受賞。南アルプス・北岳を舞台とした山岳小説「南アルプス山岳救助隊K-9」シリーズのほか、ノンフィクション『北岳山小屋物語』(山と溪谷社)など著作多数。

◆書誌情報
書名:屋久島トワイライト
著者:樋口明雄
発売日:2022年8月13日
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
判型:四六判並製
ページ数:304ページ
ISBN:978-4-635-15607-3
カバー装画:山田章博
装幀:bookwall
http://www.yamakei.co.jp/products/2822156070.html

 

【山と溪谷社】 https://www.yamakei.co.jp/
1930年創業。月刊誌『山と溪谷』を中心に、国内外で山岳・自然科学・アウトドア等の分野で出版活動を展開。
さらに、自然、環境、ライフスタイル、健康の分野で多くの出版物を展開しています。

【インプレスグループ】 https://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大輔、証券コード:東証スタンダード市場9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「航空・鉄道」「モバイルサービス」「学術・理工学」を主要テーマに専門性の高いメディア&サービスおよびソリューション事業を展開しています。さらに、コンテンツビジネスのプラットフォーム開発・運営も手がけています。
以上
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【本件に関するお問合せ先】
株式会社山と溪谷社 担当:神谷浩之
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング
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